僕が社長になるまで。

5年後に起業を志す26歳の若者が会社を立ち上げ、社長になるまでの記録です。

社名のこと。

皆さま、こんばんは。
前回は仕事をする上で大切にしたい考え方を3つほど抜粋して書きました。
将来、会社を起こしたときに共感してくれる人がいたら嬉しいですね。
 
さて本日は「社名」について書きたいと思います。
 
実は僕たちは起業を決意してから目指す会社のビジョンや方向性、事業内容、その他採用や人事評価、福利厚生、資金調達などについては会社経営素人ながら熱く語り合ってきましたが、タイトルにある「社名」については深く語り合ったことがありませんでした。
 
ですが最近、共同経営者になる親友と京都の街に出たときに河原町三条の名喫茶・六曜社で社名についてサラッと話し合ったので、その内容を忘れないようにしたくて、この場を借りて書き残したいと思いました。
 
先に少し話を脱線させますが、この『六曜社』という喫茶店は僕と親友が京都の大学に通っていた頃からよく2人で通っていたお店です。
 
2種類の豆をネルドリップで抽出したコクと酸味のあるブレンドコーヒーと素朴な味わいのドーナツとの組み合わせが定番です。僕たちはカフェイン中毒者という事もあり、コーヒーが大好きです。京都は喫茶店の激戦区で名店も多い中、六曜社を愛用する最大の理由は「質の高い接客」にあります。
 
僕たちは喫茶店では平均して1時間~2時間ほどコーヒー1杯で粘ります。(迷惑な客で本当にすみません…)社名について語り合ったこの日も1時間半ほどお店に居ました。
 
その中で制服を着たアルバイトらしき女の子2.3人がいつもいて、彼女たちが素晴らしく気が利きます。親友の煙草の灰皿が吸い殻で窮屈になるとシュッとやって来て交換してくれます。水が減っていると声をかけなくてもベストタイミングで入れてくれます。
接客も過剰なお節介がなく距離感が気持ちいい。素晴らしい視野、素晴らしい接客スキル。
 
名店には名スタッフありとは言いますがアルバイトらしき彼女たちの動きには感動してしまいます。僕たちもお客様に対して彼女たちのように高いパフォーマンスができる会社を目指したいですね。
 
さて長々語ってしまいましたが本題に入ります。
僕たちは社名について深く話し合ってこなかったものの、1つ大切にしたい思いがありました。
それは「名前負けとは言わせたくない」ということです。僕たちは社名を会社の決意と定義して決めたいと思っています。また、かっこいい社名が会社を良く見せるわけではなく、結果を出し、良い会社になることで社名をかっこよく感じられるのだと思います。
 
「どんなに素晴らしい名前をつけても、実際にしていることがその名に反することならその会社の名前を世の人々が親しみを込めて呼ぶことはできない。」六曜社の落ち着いた雰囲気の中、僕たち2人は真剣な眼差しをしていたのだろうと思います。
 
僕たちはお客様や社員たち、エンドユーザーといった全ての人々から名前を呼んでもらえる会社を目指します。
 
そして1時間半ほど語り合った中で、以前から第1候補として上がっていた社名がやはり良いのではないかということになりました。(と言っても5年後を予定する起業ミーティングなのでこの先僕たちの感性や独断によって却下されるかもしれませんが・・・)
 
僕たちがひと時も忘れてはいけない思いを真っすぐに表現した名前です。
最後にその社名(仮)を発表してこのブログを締めくくりたいと思います。
 
読んでくださった方、本当にありがとうございます。
あなた様にもいつか恩返しを。
 
 
株式会社イノセンス(Innocence Co.,Ltd.)
代表取締役社長 K・T 代表取締役副社長 S・S
 
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