僕が社長になるまで。

5年後に起業を志す26歳の若者が会社を立ち上げ、社長になるまでの記録です。

人材採用のこと。

皆さまこんにちは。

更新期間が空いてしまって申し訳ないです。
 
前回の記事では社名のことについて書きました。
起業時に再検討する予定ですが5年後、この世に僕たちが経営する『株式会社イノセンス』を法人登記できるように日々精進していきます。
 
本日は採用のことについて僕たちの考えを書きたいと思います。
 
採用は僕たちが熱く語り合う話題の1つです。何故なら僕たちは現在多くの企業が行なっている採用に少し違和感を持っているからです。誤解を招かないためにも先にお伝えしますが僕たちは企業の採用手法や人事といった担当者さまを否定をしている訳ではありません。あくまで僕たちがどういう採用をしたいと考えているのかを書きます。
 
今から2、3ヶ月前のことです。いつも通り桜ノ宮の大川沿いで僕たちは夜遅くまで語り合っていました。話題はもちろん起業した後の「採用」についてです。
 
皆さまも新卒就活や転職活動で疑問に思ったことありませんか?
 
(1)この面接で私or僕の何が分かるの?
(2)紙(履歴書・職務経歴書)で何が判断できるの?
(3)茶番みたいなマニュアル質問と回答
(4)自己PR、志望動機作家になってる自分
(5)何で黒髪・黒スーツじゃなきゃダメなの!
(6)読めば分かる面接攻略本
(7)就活YouTuberの人たち
 
SNS上でよく言われているものを事例に挙げてみました。正直、他にもたくさんあると思います。賛否ありますがこの疑問を持つこと自体なんら不思議でも間違っているとも思いません。確かにね、と納得すらしてしまいます。
 
特に面接攻略本って訳わかんないなって素直に思います。(就活攻略系の本書いてる人いたらこのブログに批判コメントください。お願いします。)
 
僕たちは採用において「人」を基準に合否判断できる会社を目指したいと思います。ここで注意して欲しいのは「人柄採用」ではないということです。
 
(2)履歴書や職務経歴書で何が判断できるの?
この疑問に対して僕たちは紙は経歴に嘘偽りがないかを判断する公式的な書類にしたいだけ。そんな風に答えると思います。大企業のように応募者100人ぐらい殺到で1人ひとりの採用工数に限界があるときは書類選考は非常に効率的です。ですが僕たちはベンチャー経営です。紙で人を選べるほど応募を集めることは現実的に難しい。(集める方法は無論考えます)だからこそ僕たちは基本応募者に会います。会って話をします。忙しいを言い訳にしないで僕や親友といった経営陣が会社説明会や1次面接から登場します。
説明会に学生1人しか来なくてもその1人のために登場して100人の応募者を前にする説明会よりも気持ちをグッと込めて熱弁します。それが僕たちがすべき来てくれた人への誠意だと思います。
 
(3)茶番みたいなマニュアル質問と回答、(4)自己PR、志望動機作家になってる自分
この2つの疑問に対して僕たちはマニュアルじみた面接はしないですよとお答えします。もちろん圧迫面接などは論外です。能力を見る為のオリジナル質問はご用意しますがあくまで応募者の素直な人柄を見たいから昨日今日で作ってきたガチガチの志望動機や自己PRは不要です。(絶対作ってきたじゃんってなるからw)あなたの言葉であなたらしく。僕たちは応募者1人ひとりの個性と価値観を尊重し、一緒にあなたの可能性を考えていきたいと思っています。
 
(5)何で黒髪・黒スーツじゃなきゃダメなの!
カジュアルな私服でも真っ赤なスーツで来ても僕たちは「ノー」とは言いませんしマイナス評価しません。個性や何か考えの元で今日この面接に来てくれたんだねって考えます。ビジネス上のモラル、TPOは入社後いくらでも教える事が出来ますが、多くて3回程の面接の場で個性を引き出すことは難しい。あなたらしい格好であなたらしく。採用後はビジネスマナー講習に会社負担で参加してもらえるような制度でも作ろうかな。僕も一緒に参加します。
 
(6)読めば分かる面接攻略本
皮肉にも、この類いの本が世に出回るということは今の就活や転活がゲーム化してる証拠だと思います。企業にとって採用、求職者にとって選考は決してゲーム何かじゃない。攻略って?通過率UP?知名度がある会社に入れれば人生安泰?高学歴のみ採用できれば大喜び?それは違うと思います。就活・転職ビジネスと言われると人材業界にいる自分の心が痛いです。僕たちはハウツー本を読んで覚えて攻略されるような採用には決してしません。ここでは厳しめにお伝えしますが、僕たちにマニュアルは通じません。
 
(7)就活YouTuberの人たち
これも上の疑問に通ずる部分があると思います。社会人としてや働く上での考え方を説くならまだしも通過角度を高める回答を教えるってそれもまた就活・転活はゲームだと言ってる証拠なんじゃ…。それに結構な数の就活YouTuberさんがいますが当たり障りないというかやっぱりどこかルールブックの上…。
就活軸、逆質問3つ以上とかそんな訳わかんないルール採用に本当に必要なのかな…。
こう言わなきゃマイナス評価ってのが暗黙のルールみたくあるからこう答えてポイント稼ぎましょうになるわけでそれって何か違和感ありませんか?
 
長くなりましたが僕たちは結局のところ(1) この面接で私or僕の何が分かるの?と今の就活、転活に疑問を持つ人たちが僕たちの会社の選考で見送りだったとしても心から納得して次また前向きな気持ちで進んでくれるような人材採用を目指します。
 
「落ちちゃったけど社長との会話すごく楽しくて有意義な時間だった!」「またいつかあの会社の選考に再チャレンジしたいな」「自分という人間の個性をじっくり見てくれた!」「私は今回ダメだったけど友達に紹介したいです」
 
そんな風に言ってもらえる入社選考にしたいです。
僕たちは「たった1度」の顔合わせだったとしてもそのご縁を「一生」大切にします。
 
今回少し更新が遅くなりましたが一応、更新曜日を決めました。このブログ『僕が社長になるまで。』は毎週≪土曜≫更新とさせて頂きます!
 
それでは引き続き僕たちとこのブログをよろしくお願い申し上げます。

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